シンガポールの家の購入に関する状況
シンガポールの家を購入する。
シンガポールは土地が狭く人口密度もまあまあ高い。それでも東京よりは低いのと、まあまあ郊外に行けばまだ土地は空いている気がします。一部密集地もありますが、それでも東京ではみられないような空き地があったりします。
値段は、東京の中心地とそれほど変わらない値段で、ひと昔はシンガポールの地域によって値段が違っていたものの、最近徐々にどこでも変わらないようになってきている気がします(それでも高級住宅街や人気地区はありますが、また学区がかなり重要らしいです)。
PRを持っているかどうかで違う
シンガポールではいわゆる国民(市民権所時)、PR(永住所持)、そのほか外国人とで分かれている。
国民には制限はないが、そのほかでは買える物件や、場所、税金に対する制限が存在する
Property Guru という、シンガポールの不動産の賃貸・売買を掲載するウェブサイト、いわゆる日本で言うと SUUMOや At Home とかに該当するページによくまとめられていました。
Property Guru という、シンガポールの不動産の賃貸・売買を掲載するウェブサイト、いわゆる日本で言うと SUUMOや At Home とかに該当するページによくまとめられていました。
シンガポールで購入できる物件として
- HDB - 日本で言うと公団(UR)の分譲に当たる
- コンドミニアム - 分譲マンション、プールなどの設備がついていることが多い
- 一軒家
※商業施設系は一旦省きます
PR に関する制限
- 中古のHDB
- コンドミニアム
- セントーサコーブの一軒家
- 区画化された駐車場などを一箇所にまとめられた分譲一軒家
- Singapore Land Authority (SLA)から許可された一軒家
PRを持っていても新築のHDBを購入することはできないし、自由に一軒家を買うことはできない
PR のない外国人
- コンドミニアム
- セントーサコーブの一軒家
- Singapore Land Authority (SLA)から許可された一軒家
セントーサコーブというセントーサ島にある高級住宅街があります。
シンガポールでは、私有地という概念がなく基本 99年リースという形になります。
税金に関して
Stamp Duty と呼ばれる (ウェブサイトでは ABSD Addtional Buyer Stamp Duty)と追加の税金がかかることになります。 Stamp Duty は日本でいう印紙税に近いのですが、ここでは不動産の取得税にあたります。
PR の場合
- 物件価格の 5%
PRのない外国人
- 物件価格の 60%
シンガポール人でも2件目、3件目の家の場合はかかります。
このように税金を高くすることで実質、PR以上出ないと家を購入することが困難になっています。